こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊な元保護犬のマンガ絵日記

【犬マンガ】犬に対する興味の温度差と保護犬カフェを応援する理由

 

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 (ノ∀`)アチャー痛い…!

私は前から犬好きだったんですが、

犬を飼ってからそれが更に加速した感じです。

夫もその傾向があり、過去に何種類か動物を飼っている家庭で

育った人なんですが(犬、猫、うさぎ)今は犬が一番可愛いと言っています。

 

でも、私ほどじゃないと言われてしまいます。(´-ω-`)

同じ家の中で犬を飼っている人間で気持ちに差があるなら、

他の人はもっと温度差がありますよね。

私の周りも、犬を飼ってから知り合った人以外で犬大好きって人は

ほんのちょっとしかいません。

犬の話なんて飼うまでほとんどしませんでしたし、私が犬に興味があることを

知らない人もいます。

 

犬ブログを始めて実感したことは、この「世の中犬好きな人ばっかりじゃない」

という当たり前のこと。

もちろんぬいぐるみやマスコット的に「可愛い」と思ってる人はたくさんいます。

でもそれは人生の中のちょっとした癒やしや彩りのようなもの。

そういう人にとって、犬はそこまで興味をもって知るものじゃないので、

もちろん保護犬のことにも興味がないし、「なんかそういうかわいそうな犬も

いるんだよね」ぐらいな印象ですよね。

 

そういうライトな層にもわかってもらえないと保護犬のイメージは良くならないと

思っているんですが、聞いてもらうにもタイミングが難しい。

ですので、リアルで会う人には発言に気をつけるようにしています(´-ω-`)

犬愛が駄々漏れだと痛い人になってしまいますし、そういう人が熱く語るのは

聞いていて気持ちの良いものじゃないだろうと思うのです。

例えば

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これだと怖いですよね…。

相手が聞く体制になってない時にこんな話したらドン引かれてしまいます。

そして「保護犬(に関わる人)ってなんか怖い」ってなってしまいそうです。

ここまで極端じゃなくても、この流れで「ペットショップの裏側は…」とか、

「保健所に行って保護犬見てきたらどうだろ」とか言いづらいですよね。

 

ところが、保護犬カフェがあると

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ほら…痛くない…!(゚∀゚)

 

自然な会話の流れで保護犬に触れ合う事をアピール出来ます。

「カフェ」なのがポイント。

 

「動物愛護」「保護犬」こんなキーワードで検索すると

ボロボロになった犬達、殺処分寸前の悲しい目をした犬達、

目を覆いたくなるような現状、厳しい現実の数々。そういう情報が多いですよね。

実際にそれが必要な情報なのですから当たり前のことなんですが、

辛い現実は見たくない、とそっと閉じてしまう人も多いと思います。

そうするとそこで情報は遮断されてしまいます。(´・ω・`)

 

でも、現在のペット業界を変えるためには犬猫に深く興味がない人たちにも

知ってもらうことが不可欠です。

 そのためにはまず、間口を拡げて興味を持ってもらうことが

大事だと思います。

 

私が保護犬カフェを知る前は、保護犬を迎えるのは保健所、ネットの里親募集、

譲渡会、ぐらいしか手段がないと思っていたので

気軽に(というと言い方悪いですが)保護犬たちに会いにいける場所がないと

思っていました。

 

ペットショップがこんなに流行ったのは

「わんこに触れられる、選んで連れて帰られる」というのが一番の理由だと思います。

キラキラした明るい店内でキレイにされた可愛い子犬が並んでいて

心を動かされない人は少ないと思います。

 

じゃあ保護犬達にも気軽に会えて、連れて帰られる場所があったら。

そしてくつろげる場所が街中に常時あったら…

それが実際にあったので驚きました。

行くまではそれがどういうところなのかやっぱり不安がありました。

情報が少なかったからです。

そして里親になって保護犬カフェの事を知れば知るほど

「もっと知られた方がいい場所だ、そのためには宣伝が必要だ」

と思うようになったのです。

 

保護犬カフェの店内。真ん中にバッグに入ったてんすけがいますw

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もちろん、ペットショップと同じように

キラキラと明るくてオシャレで、というわけにはいきません。

何せ儲かっているわけではないですから。

でも実際に保護犬たちに触れ、抱っこして可愛いと思ってもらえる

場所、しかも室内で遅くまで開いていて、エアコンが効いていて

落ち着いて座る場所が常時あるというのは画期的なことだと思います。

また、お茶代をいただいたり古着を売ったりオヤツを販売したりトリミングしたり

そういった募金以外の収益があるのも良いと思いました。

支援や募金だけでは犬猫たちを保護し続けるのに

限界があるので、どんな形でもお金を生み出す活動は大事だと思います。

また、里親になるまで気持ちが固まっていない人でも

お茶を飲んでもらったりおやつをあげてもらったりして

気軽に行けるというのが画期的だと思いました。

  

行くとわんこたちを抱っこしつつ色んなお話を聞きます。

悲しい現実も、実際にカフェの人達から落ち着いた口調で聞くのと、

ネットで見る衝撃的な写真や動画で知るのとは全然違います。

ゆっくり考える時間をもらえます。

ショッキングな画像を見せて同情を煽り、資金を募るような怖い事もないです。

 

保護犬もペットショップで売っている子達も同じわんこで可愛いと思ってもらえる。

そういう体験が出来る場所を、応援したいと思っています。

 

*保護犬カフェからは何も頼まれておりません。

応援してくれとも宣伝してくれとも言われたことがない上にラブファイブ

(保護犬カフェを運営する団体)の代表にも会ったことありませんし、

私が勝手に応援してます。

 

最近はショッピングセンターの一角で譲渡会が開かれていたり、

明るくきれいな愛護センターで定期的に里親募集をしていたり、

間口は広がっていってる気がします。

例えば、京都や和歌山の愛護センターはとってもキレイで子供達も行きやすい場所に

なっています。犬猫とのふれあい会を積極的に行ったり、子供達のいる場所に

保護犬を連れて行って、どう感じるか体験させたりしています。

和歌山県動物愛護センター

 

こうやって子供達が保護動物に触れ合う機会がどんどん増えてくれるといいなと

思っています(´∀`)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

保護犬についてはこちらの記事も良かったら読んでみてくださいね。

 

追記:下の拍手ボタン↓からメッセージを送っていただいて

嬉しかったのでここでお返事させてください。

むぎさん

そうなんです!画期的ですよね。

ペットロスの人を癒す場、そういう役割もありますよね。

カフェという場なのでホントにお茶代ぐらいの金額から支援が出来ますし、

賛同者が増えるといいなあと私も思っています。

メッセージありがとうございました!(´∀`)

 

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