こぐま犬と散歩

こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊なMIX犬のマンガ日記

【犬マンガ日記】「捨て犬ゼロ部」を観た感想1

TV番組「志村どうぶつ園」を見た感想8回目です。

 

今回から新シリーズ「ぺこ&りゅうちぇる捨て犬ゼロ部」

というものが始まりました。

 

前回までの保護犬を一時預かりするシリーズから続けて

見ていましたので、どういう方向から保護犬に触れるのか

興味深く見ました。

 

ぺこ&りゅうちぇるの二人が、広島の保護団体「ピースワンコ・ジャパン」

さんに出向いて、捨て犬だった子が愛護センターに保護され、

殺処分対象になっているたをピースワンコ・ジャパンの人と

一緒に引き取る所からスタートしていました。

 

「捨て犬ゼロ部」というタイトルから想像する内容は

捨てられる犬をなくそうという流れで持っていくのかと思っていましたが、

まずは愛護センターの捨て犬をゼロにするという企画でした。

ぺこ&りゅうちぇるの二人は愛護センターに収容されている

今回引き取る犬が殺処分対象になっている事を聞いて

ショックを受けていました。

ここでちょっと驚いたのは、二人の質問の

「どうして殺処分っていうものがあるのか」というもの。

台本があるのだろうと思いますが、保護犬の現状というものは

まだまだ知られていないんだと感じました。

施設の広さや人出不足の問題で、全ての犬猫を収容し続けることは

無理なので殺処分、という厳しい現実を目の当たりにして

涙する二人を見て、番組を見ている二人のファンの子たちは

どう感じたでしょうか。

 

ペットブームを作ったと言われるほど影響力のある番組で

愛護センターを写し、「この子は殺される運命です」と

紹介するような内容を放送するとは思いませんでした。

前回までのコーナーが反響が大きかったのかもしれませんね。

ここからどこまで突っ込んだ内容にするのか少し楽しみです。

 

愛護センターから移された子は、怯えきっていたけれども

病気はないようで、これから里親を探すために人慣れしていくと

いうお話でした。

ぺこ&りゅうちぇるの二人はそのお手伝いをするそうで、

今後この子が里親さんに引き取られるまでを追うような感じでしょうか。

 

私個人の感想としては、愛護センターを写し、殺処分の現実を知らせ、

その後の愛護団体さんの活動の様子を紹介した今回の放送は

意義があったと思います。

可愛い動物を見たいと思って見ている人の中には、

飼いたいと思う人もたくさんいると思いますので、その裏側では

こういう現実があると知ってもらうのは大事なことだと思いました。

ぺこ&りゅうちぇるの二人は、ちょっとふざけているように

振る舞っていましたが、番組を見ている人が厳しい現実を見たくなくて

チャンネルを変えてしまうのを防ぐためには、お笑い要素が

あった方が良いと思いますので、それもアリかなと思って見ていました。

 

残酷なシーンを見せずに厳しい現実を見せ、さらにバラエティとして

面白くするのはバランスが大事なのでしょうね。

 

今後の展開は、捨て犬が人間に心を開いていく過程を感動的に

描いていくのでしょうか、私個人の希望としてはそれはあまり

嬉しくないかな…。

 

というのも、世間の「捨て犬」「保護犬」のイメージはやっぱり

なつかない、もしくはなつくまで時間がかかって大変、雑種なので

見た目がキレイじゃない、病気を持っていそう、

というマイナスイメージがまだまだ多いと思います。

その中で、「捨て犬をセンターから引き取って里親に渡すまで」が

長々と放送されると、ああやっぱり捨て犬とかは大変だ、あんなに

苦労して成犬をもらうよりは、可愛くて

すぐに懐くペットショップに売っている子犬のほうがいいわ

と思われないかという心配があるからです。

 

現実的には、そんな簡単な考えで犬猫を買う人は

どっちにしても保護犬なんか飼わないだろう、だったら

ちゃんと命を引き取るという意識がある人にもらわれた方が

犬猫達も幸せになれる、というのが本当の所だと思います。

 

ですが、今の「犬猫を飼いたい=お店で買おう」という

考え方が一般的な状況を「犬猫を飼いたい=保護犬猫を引き取るのもアリ」

という選択肢が入るのが当たり前にするためには、もう少し

間口を拡げ、ライト層にも取っ付き易くする必要があると

思うのですよね。

そういう考えが浸透するためにはTV番組で良いイメージを

アピールするというのも大事だと思っているのです。

 

ただ、こういう番組で愛護センターを写すというのは

世間の目が保護犬達にも向けられてきているという証拠。

保護犬を引き取るという選択肢があるという事に加えて、

さらに捨て犬というものはなぜ生まれたのか、今飼っている犬を最期まで

全員が可愛がってくれたら捨て犬は激減する、というところまで

踏み込んでくれるといいなあと思います。

今後、若くて可愛い二人が涙しながらも時々笑いを入れつつ、保護犬と

向き合っていくのを見て、また若いファンが色々考えてくれるように

期待して続きを見たいと思います。

 

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*記事のタイトルを「捨て犬ゼロ部」を観た感想に変更しました。

 

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