こぐま犬と散歩

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こぐま犬と散歩〜元保護犬の日記〜

見た目が小熊なMIX犬のマンガ日記

スイスの人が日本のペットショップについてどう思ったか〜ペットの王国ワンだランド〜

去年の話になりますが、「ペットの王国ワンだランド」という番組を

見た感想3回目です。まとめるのが遅くて年をまたいでしまいました。

 

前回までの記事はこちら

suzumetengu.hatenablog.com

その前はこちら

suzumetengu.hatenablog.com

目次***********************************

*****************************************

 今回のテーマは「スイスと日本のペットはどう違うのか」

という内容でした。

前回までの放送で、スイスのペット事情について

紹介していました。乗り物に乗ること、百貨店に入ることを許され、

きちんとしつけをされ、広い公園を自由に走り回る犬達。

充実した保護施設、生体販売をしているペットショップはなく、

ブリーダーも国家資格がいるという、

とてもペットに優しい国だという内容でした。

 

そして今回はスイスのペットショップの紹介と、

出会ったスイスの人達に日本のペット販売の実情と、

殺処分の現実について問いかけるという

内容を放送していました。

 

スイスのペットショップは生体販売を行っておらず、

自然素材のフードや、豊富なおもちゃやおやつが

たくさん売っていてとても充実していました。

中でも、ダチョウの肉で出来たおやつが低カロリー

高タンパクで良さそう。日本でも売ってる所あるのか

気になりました。

パッケージがどれもオシャレなのがいいですね。

 

さて、アンケートの方は、 

想像していた通り、日本のペット事情を嘆く返答でした。

(´;ω;`)

■スイスの人達の、日本の生体販売に対しての意見

以下に番組でインタビューされていた人達の意見を

まとめましたのでご覧ください。

 

●「犬をショーケースに飾るなんて、人と犬の

コミュニケーションがないしありえない。

犬にも命があって生きているのに、商売として売られている状況が

私には考えられない」(ドッグトレーナー)

●「子犬の時は、他の犬と接することが社会性を持つためにとても重要。

その時期に一頭ずつ仕切ってしまって販売するなんて信じられない」

(ペットショップのオーナー)

●「犬は見世物じゃないし、小さな箱の中に入れるのには年齢が低すぎる。

日本人にとって、いいのかもしれないけど、スイス人の僕は嫌だ」

(郊外で牧場を営む男性)

●「とにかく小さい物は可愛く見えちゃう。

可愛いって思うだけでその後のことを考えずに買っちゃう。

しっかりと犬を飼う心構えを持つ時間が必要なのよ」(散歩中の女性)

●「ショーケースに入って売っていればどんな人でも買えてしまう。

ただの興味本位で飼い主の責任もわからない子どもまで買えちゃうのは問題だわ」

(獣医)

●「ショーケースに入って見られることが犬にとってすごくストレスなはず。

売る人が決まっていないのに常に繁殖だけさせている状態は、

結局捨てられてティアハイムみたいな場所で

保護して新しい飼い主を探さないといけない悪循環になる」

(ティアハイムの館長)

 

 

(゚´ω`゚)゚。うう…。

耳の痛い意見ばかりでした。前回までの放送を見ていたら

確かにこういう返事をするのがわかります…。(´・ω・`)

続いて、ペットの殺処分の現実についても問いかけていました。

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■スイスの人達の日本の殺処分についての意見

●「日本でも、簡単に犬を捨てた人には罰則を与えるくらいの

制度化をした方がいいんじゃないかしら?

そういう事をすることで、飼い主の犬を飼う意識が変わると思う」

(ドッグトレーナー)

●「これはもう人間の子どもが生まれてそれを捨てるのと一緒だよ。

動物は自分で生きることが出来ないから、

飼い主が責任を持たないといけない」(ペットショップのオーナー)

●「嘘だろ、信じられない。殺すなんてすごい問題だ。

犬を飼う人をちゃんとチェックして、コントロールするべきだ。

そして、犬を無駄に増やさないことも重要だ」

(牧場を営む男性)

●「生きるか死ぬかを決められるのは神様だけだ。

最初に、本当に犬が欲しいのか欲しくないのか、突き詰めないといけない。

そういう認識を、世間の常識にしないとダメだと思う」(散歩中の男性)

●「日本は、人を助けることはするのに、

動物を助けることをしないのはおかしいんじゃないか?」

(散歩中の男性2)

●「こういう施設に入れられるのは、犬に責任はなくて全部人間の責任。

全く責任のない犬が殺されていくのはおかしいわ。

日本がこんな事になってると初めて知って、すごく残念。

是非、スイスを真似してほしいわ(獣医)

●「こういう施設を開放して、次の飼い主が引き取れるようにしたら

いいんじゃないかしら。犬にもセカンドチャンスをあげるの。

犬にセカンドチャンスは大事。高齢でも犬を飼いたい人が必ずいるはずで、

そんな人には高齢の犬がいくような仕組みを作ればいい」(ブリーダー)

●「ひどいな、全く良くない。日本では、犬は家族じゃないんですか?

日本のことは知らなかったし、それぞれの国に文化があるから仕方ないけど、

これからはやめて欲しい」(ティアハイムの館長)

 

(´;ω;`)やっぱり…。

そりゃそう思いますよね。

 

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■日本にも動物を愛する人はたくさんいる

このインタビューはスイスのドッグトレーナー、

ペットショップの店長、郊外で犬を飼っている人、

ティアハイムの館長、犬を散歩させていた人、獣医さん

等、ペットに対して意識が高い人ばかりに聞いていたので

このような返答が来るのは当然と思います。

 

たまたま今回はスイスですが、他の国のペットを家族と

思っている人達に聞いても同じ答えが返って来ると思います。

 

もちろん日本でも保護活動に対して真剣に取り組んでいる人達や、

ペットを大切に飼っている人達、獣医さんなどに聞いたら

同じような意見が返って来ると思います。

 

だから、日本人全員が現状をヨシとしていると思われるのは

悲しい…。インタビューを受けた人達に日本人全員が

この制度を良いと思っているわけではないことを

伝えておいてくれたかなぁとささいな事が気になりました(;´∀`)

 

国としてこういう制度を取っている、その時点で

国民がそれを許容していると思われるのは

仕方がないことですが、外国の人に

「日本人は」とひとくくりに言われると

とても悲しい気持ちになりました。

 

私がこのアンケートの中で注目したのは

ティアハイムの館長の

「売る人が決まっていないのに常に繁殖だけさせている状態は、

結局捨てられてティアハイムみたいな場所で

保護して新しい飼い主を探さないといけない悪循環になる」

という意見です。

  

殺処分をゼロにするを実現するのが難しい、その原因のひとつが

あまっている犬たちがたくさんいるということだと思います。

今いる保護犬が全部引き取られたとしても、その間にも

どんどん繁殖され子犬が産まれていて、また行き先のない犬が

増えていってはキリがありません。

そして、ペットショップでケージに並んだ子犬たち、

動物好きで優しい人は売れ残っている子がかわいそうだからと

買ってしまう。そうするとお店はまた新しい子を仕入れてしまう。

そこに需要が生まれて、また新しく子犬を産ませて…これの

繰り返しですよね

まずは繁殖に規制をかけ、引き取り手のない犬が生まれるのを

止めないと殺処分はなくならないと思います。

今いる保護犬たちの引き取り手を捜すのと同時に繁殖も制限し

全体の頭数を適正に管理することが大事だと思っています。

 

 

繁殖に制限をかけ、現在飼われている犬全てが最期まで

看取ってもらえて幸せに暮らせれば、余る犬はいなくなります。

それはペットショップから買った子でもブリーダーからお迎えした子

でもどの子も同じ、全ての飼い主さんがペットを大切に飼うこと、

それだけでも保護活動になっていると思っています。

 

 

日本では、全国の推計飼育頭数が

犬は991万7千頭、猫は987万4千頭。

飼育世帯数の割合は、14.42% 猫は10.09%

と、全体の一割ぐらい。

さらに犬の飼育当数は減少傾向にあるそうです。

 

参考元:平成27年全国犬猫飼育実態調査 結果

 

http://www.petfood.or.jp/topics/img/160129.pdf

 

元々、アジアではペットの飼育率は低い傾向にあるそうですが

やはり、住宅事情が大きく影響している気がしますね。

 

日本でもペットを飼っている人達の多くは、

上のスイスの人達の意見に大きく頷くと思います。

ただ、それは全体から見たら1割強、

少数派の意見ということで、あまり重視されてないため

法整備が進まないのかもしれません。

ペットを飼う事を真剣に考える人は、全体で見ると

たくさんいないんですよね。動物好きな人ばっかりじゃない

ですもんね…。

(´ヘ`;)ウーム…

 

最近はこうやってバラエティ番組で取り上げたり

報道番組でのペット業界の裏側を放送したりしているので

少しずつ犬と暮らすことについての世間の認識が

変わってきてる気がします。

今回の番組もとても分かりやすく、気軽に犬を買えてしまう

現状に警鐘を鳴らす内容にしてありました。

子供にもわかりやすい構成になっていて、時間も短く

良く考えてあるなあと思いました。

■スイスで暮らす秋田犬「ワシ」 

番組では、このアンケートの後にスイスにも秋田犬が

いるという事を紹介していました。

 秋田犬はその名前に付いている通り、寒い地方の

犬なのでスイスのように寒い地方で暮らすのは

ちょうど良さそうで、「ワシ(和紙)」と名付けられた

この子もとても幸せそうでした。

 

飼い主さんは、秋田犬の顔と頑固な性格が気に入って

ポーランドのブリーダーさんから購入したそうです。

ワシも秋田犬の性格の通り、頑固で気に入らない時は

散歩にも絶対行かないそうです(´∀`)

 

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ここで興味深かったのは、ブリーダーさんから

「難しい犬種だけど大丈夫?」と何度も聞かれた

という飼い主さん。

確かに秋田犬は気性が荒い点もありますし、和犬なので

洋犬ほどしつけしやすくないと思います。

でも、そこをわかって事前に勉強して迎え入れたというお話。

そうやって事前に言ってくれるブリーダーさんも

ちゃんと犬種について勉強してから買う飼い主さんも

理想的だなと思いました。

ワシは幸せですね。

 

スイスのペット事情についてはこの回で終わりでした。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

 

一度、スイスに行ってみたくなりました。

できれば、てんすけを連れて。

あの青々とした芝生をおもいっきり走らせてあげたいな〜。

飛行機に乗らないといけないから無理ですが…。

とりあえず日本で幸せにできるよう、がんばります。

 

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