こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊な元保護犬のマンガ絵日記

【犬マンガ】犬の散歩は楽しい苦行

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ご訪問ありがとうございます。

ここ2日ほどは比較的朝晩涼しくて助かりますが、夏の暑い日は犬の散歩が苦行に感じるぐらい辛いですよね…。

「とにかく健康で長生きして欲しい」というのをモットーに日々てんすけと暮らしているのですが、そのためには食事の管理とともに散歩も重要視しています。犬との生活に欠かせないのが散歩ですが、一言で散歩と言っても毎日外を歩くわけですから、天候気候にも左右されますし、一緒に歩く人間の健康にも影響があります。

 

   犬の散歩の効用は、ほかにも数多く報告されている。米英豪など海外の研究では、犬の飼育や散歩が、子どもの過体重・肥満者の割合の低さや高齢者の歩行速度の維持、心臓病患者の良好な予後、メンタルヘルスの向上など、健康の維持・増進に良い影響を与えていることが明らかになっている。

   こうした効用に着目し、米国では過体重・肥満者の減量のために犬の散歩を取り入れる試みも始まっている。

うちのように、アウトドア嫌いだと犬がいなかったら運動不足になっていた気がします。そういう意味ではありがたい。

 

ところで、先日こういう記事を読みました。

バーン氏は、「退屈という感情は人間特有のものと思われていたが、動物も退屈を苦痛に感じる」と言い、犬に限らず家畜や動物園の動物などは、刺激が少なすぎる環境にいると脳が縮んでしまう恐れがあると同氏は警告している。動物が刺激を受けない状態が長く続くと、脳の神経細胞(ニューロン)が死んでしまうため、そのような動物の脳は、シナプスが少なくサイズも小さい傾向にあるという。

これは日々の生活ですごく実感します。

毎日同じ行動をする方がリラックス出来る犬も多いと思うのですが、てんすけはとにかく退屈が嫌いです。毎日同じ公園、同じルートだと明らかに退屈だという顔をします。

公園に着けば犬友達と会えて刺激になりますし、毎日同じメンバーとは限らないので楽しそうにしていますが、それでも同じ場所に座っている時間よりもパトロールする時間が長いタイプです。犬友さんとゆっくり話をしたいと思っていても、てんすけはじっと座っているのが長いと退屈してウロウロしたがります。

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新しい匂い、新しい場所、新しいワンコ、色んな物を見て知って嗅ぎたがるし、好奇心が旺盛で、カメラを出しても小枝を拾っても見に来ます。

他のワンコを見ていると、同じメンバー同じ場所が好きという子も多いのに、なんでかそうじゃないんですよね。

そのため、毎日同じ公園ではなく、時々違う公園に行ったり、あまり行かない道を歩いたりすると喜んでいる様子です。

 

でも付き合う人間は大変です…。人間は毎日仕事や家事や用事や、やることがいっぱいあって犬に付き合ってばっかりはいられません。

そのため、いかに短時間で効率よく退屈を解消し、運動させ、満足させるかは日々頭を悩ませる問題です。最近はボール投げがブームになってくれたのでだいぶ助かっています。

 

退屈してるとこういう顔をします…。f:id:chairoitenten:20170831132702p:plain

               ぶすー。

 

暑い日も寒い日も散歩に連れ出し、退屈させないように犬達と合わせたり、違う道を歩いたり、ボール投げをして運動させたり、そういう日々を送っていると疲れてくる時もあります。(;´Д`)

 

そんな時はちょっと自分を甘やかし、朝寝坊をしてみたり時間を短くしてワンコOkのカフェで休憩したり、自分がいきたい所に付き合ってもらったりします。

そしてたまにはお留守番してもらって犬が行けない所でリフレッシュしたり。(でもこれは気になってしまって長時間外出できないのでリフレッシュになるかどうか(;´∀`))世話する人間も健康でいなければいけないのでバランスが難しいですね。

 

真夏の蒸し暑い中、地面が冷えた時間を見計らって夜の散歩に出てもむっとする空気の中、汗だくになりつつ蚊にかまれつつするボール投げは「苦行」と言ってもいい時間なんです。が、それでも嬉しそうに走るてんすけの後ろ姿と、ニコニコボールをくわえて戻ってくる笑顔を見ると、「ああ楽しい!」って心から思うのです。

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           楽しい時はこの笑顔+゚*。:゚+(*´∀`*)+゚:。*+

 

そして、家に帰って満足気に眠る姿を見ると本当に癒され、汗だくでヘトヘトなのに行って良かったなぁと思います。

そうじゃないとやってられないですよね。

ヨーロッパには「疲れた犬は良い犬だ」という言葉があるそうです。疲れさせるぐらい散歩を充実させると犬も満足して寝てくれるので、結果として吠えたり暴れたりすることがなく、人間のいうことも聞くようになり、情緒が安定します。それは人間にとっても助かることで、散歩が少ないと退屈したりストレスを溜めてしまって、吠えたり噛んだりイライラしたり、扱いにくいようになってしまったりします。だから犬は疲れさせる方が良い犬になる、この言葉はそういう意味だそうです。

 

散歩は犬にとって心身ともに本当に重要なものなんですね。

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  知らないわんことの交流も脳の刺激になります。

 

とはいえ、毎日の散歩をそこまで充実させるのはウチで難しいので、お休みの時ぐらいしか遠出は出来ていませんが(;´∀`)

犬を飼うとき、ここまで毎日の散歩が大変とは知りませんでしたが、やってみると人間も刺激をもらって発見があったり出会いがあったり勉強になったりと充実するようになりました。そして何より、愛犬の笑顔と友達わんこたちが私に慣れてシッポふりふり甘えてくれる喜び!これがたまりません。ヽ(゚∀゚)ノミンナコーイ

散歩に連れてきてもらってるワンコたちはどの子もイキイキした顔で、とても幸せそう。それを見るとこっちまで嬉しくなって来るんです。

犬の散歩はとても大変ですが、とても楽しい。まさに楽しい苦行です。

 

ただ、犬によっては散歩がストレスになる子もいます。

体のどこかが悪かったり、犬慣れしていなかったり、精神的にトラウマを抱えていたり…抱っこされたまま散歩させてもらっていたり、カートに乗っていたりする子の中には、こういう子もいると思います。あとは年を取ってきて歩くのがしんどい子とかですね。そういう子は自転車に乗せてもらったりして散歩させてもらっています。外に連れ出すだけでもストレス解消には役立ちますし、日光浴させることで健康保持にもつながります。

てんすけはお散歩大好きですが、年を取ったり体が不調になったらカートや自転車を駆使して外に連れて行こうと思っています。

 

これから犬を飼おうと思っているインドア派の人の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。( ´∀`)

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