ご訪問ありがとうございます。
今回の話は前回から続いていますので、まず前回のエントリーを読んでいただけるとわかりやすいと思います。
- 迷子犬らしき黒柴がいきなりお友達犬に襲い掛かってきた続編
- 紐を一部輪っかにする結び方
- 迷子犬に遭遇した場合どうすればいいか悩む。
- 迷子犬を保護した後、届け出る所
- 自分の犬を迷子犬にしないために
- まとめ
迷子犬らしき黒柴がいきなりお友達犬に襲い掛かってきた続編
続きです↓
緊迫した一瞬でしたが、冷静な判断でスタンプー(スタンダードプードル)の飼い主さんが躊躇なく確保してくださったので、ギリギリ血を見ることはありませんでした。
こういう時はさすが、大型犬の飼い主さん。この人はてんすけが大好きなおじさまで、すごく犬に優しい、かつ犬にすごく好かれる人です。
犬がどういう状態でも臆することなく接してくれる人なので、犬も安心するのかなと思っているのですが、この時は本当にこの人がいてくれてよかったと思いました。男性はこの人だけでしたし、首輪も付けていない本気で怒っている柴犬を抑えられたとは思えない。下手したら流血沙汰になるところでした。
ありんちゃん以外の3頭はオスだったので、黒柴はオスに喧嘩を売るタイプ、つまり未去勢のオスだったんだと思います。正直、この時てんすけが自転車のかごに入っていてよかったと思いました。
ビーグルの子はてんすけに比べて皮膚も厚く、アンダーコートもしっかり生えているのですが、てんすけのようなアンダーコートの薄い(もしくはない)皮膚の薄い犬だったら大怪我になっていたと思います。
危ない…(-ω-;)
抑えられたあともしばらく唸っていましたが、とりあえず確保するために私が持っていた予備の首輪とリードを付けようとしたら、てんすけサイズだったので首輪が合わず、しょうがないのでリードを輪っかにして首にかけてつなぐことにしました。
紐を一部輪っかにする結び方
手持ち紐を首輪にする方法は、ロングリードを作った時のもやい結びが出来ると便利です。
ただ、普通のリードを結ぶと短くなるので、くくった後連れて歩くと腰が痛くなりますが…(-ω-;)
そして、確保したあと、リードを黒柴の子が唯一ケンカを売らないありんちゃんの飼い主さんに持ってもらい(スタンダードプードルにもケンカを売るので、確保してくれたおじさまは一緒に持てない)警察に連れて行くことになりました。
ありんちゃんの飼い主さんには、すごく素直に従う黒柴君。女の子の柴犬の匂いがするからでしょうか、この時唯一の女の子である、ありんちゃんが来ていてよかったと思いました。
そして公園を出てすぐぐらいに、高校生ぐらいの男の子が慌てて「すみません、犬を見ませんでしたか?」とやってきました。
飼い主さんキタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!! と一同ホッしました。
…とりあえず、これで解決。(; ´Д`)=3
迎えに来た高校生の子は、慌てて逃げた事を話してくれたのですが、何を話しているのかよくわからないぐらい焦っていました。おそらく散歩から帰って首輪を外していた時に家族が知らずにドアを開けてしまってそこから逃げたらしいとだけわかりました。家族に怒られて探しに来た模様。
夜もだいぶ遅かったので、その場で良かった良かったと解散しました。
迷子犬に遭遇した場合どうすればいいか悩む。
今までも迷子犬に遭遇したり保護したことは何度かありましたが、ノーリード、ノー首輪は初めて。そして攻撃してくる子も初めてでした。
今回はたまたま抑えてくれた人がいましたが、もしも私一人でてんすけを連れている時だったら、どうなっただろうとちょっとゾッとします。
てんすけは去勢しているので、未去勢のオスが本気で攻撃してきたことはありません。ただ、3歳を過ぎてから大人犬とみなされることも増えてきたので、相手によっては攻撃されてもおかしくありません。
そうなった時助けられるだろうか、素早く抱っこ出来たとしてもケガは免れなかっただろうと想像出来ます。
こわぁ━(((;゚Д゚)))━!
また、今回はすぐ飼い主さんが来たから良かったものの、一時保護しなければいけないとなったら困ったと思います。うちで一緒に預かることは出来ないし、この場合だったらありんちゃんの家になったと思いますが、一人の時だったらどうしたかな…。古いサークルを組み立てて入っていてもらうか…。
そういう事を色々考えながら帰りました。
今回のことで学んだことは、
1.予備のリード及び首輪はサイズが変更出来るものを持ち歩いていた方が良い。
2.迷子犬を見つけても、すぐに手を出したり、自分の犬を無闇に近づけない。
という2点です。
私は今回のことで、サイズを変更できるようにして紐を一部結んで持ち歩くことにしました。
迷子犬を保護した後、届け出る所
迷子犬を保護した場合、まずすることは飼い主さん探しです。迷子犬は拾得物扱いになるので、初めに最寄りの交番、もしくは警察署に届けます。警察に届けた後は地域の保健所か愛護センターに連絡をしておくと飼い主さんにつながりやすくなります。
SNSで拡散する方法も最近は有効ですが、拡散される地域が幅広すぎるので、まずは見つけた場所に近い公園などの掲示板に張り紙をするのが良いと思います。今回の迷子犬もそうですが、やっぱり迷子になった時一番行くのはいつも行く場所です。まだ家に慣れていない引き取られたての犬はその限りではありませんが、近所をウロウロしてることが多いです。
そして、公園には近所の犬が散歩に来ています。犬を飼っている人は犬の扱いがわかっていますし、散歩している犬に迷子犬が寄ってくることも多いので、迷子犬を目にする人が多く、犬飼いさんの情報ネットワークに頼るのも有効です。そういう意味で、公園の掲示板にポスター等貼ると情報が集まりやすいと思います。
また、SNSで全国のユーザーさんで連携して迷子犬の情報をまとめている方たちもいるので、そういう所に連絡しておくのも良いと思います。
こちらや、
こちらが、地域と写真で一覧になっており、ひと目で見やすく探しやすい掲示板だと思いました。
また、「迷子犬の掲示板」は、現在 のべ25000人の愛犬家を繋ぐネットワークとなっています。
#迷子犬 でツイッター検索すると犬を探している人の情報が出ているので、そこをチェックする方法もあります。
また、スマホアプリ「ドコノコ」を使っていれば、自分の地域の迷子犬の情報が出てくるようになっているので、保護された場合はインストールすると便利です。
自分の犬を迷子犬にしないために
私は過去に何度か、迷子犬を保護したことも、ウロウロしてるのを目にして探して歩いている飼い主さんに話したこともあります。そしてまた今回も。どの場合も全て飼い主さんが見つかっています。
私が見かけなくても犬友さんから情報が回ってきたことも数回あり、結構迷子犬は多いと感じています。
ちゃんと目を離さないようにしていても、散歩中首輪やリードが外れて脱走したり、何かにビックリして飼い主を振り切って逃げ出してしまったり、大人数の家族で飼っている場合、誰かがドアを開けっ放しにしてしまって逃げたり、お店の前で結んでいて盗まれたり、迷子犬になるのは色んな状況があります。
どんな状況でも飼い主の情報が分かるように、常に犬に連絡先を付けておくことは大事だと思います。
うちの場合は普段の首輪にはワクチン摂取の札と鑑札を常に付けているのですが、家の中では首輪は外しているので、家から逸走した場合を考えて、連絡先を書いたIDカプセルを常に身につけていて、マイクロチップも入っています。↓
犬が自ら脱走した場合は首輪や迷子札で身元がわかりますが、悪意のある人に誘拐されたりした場合はそれらを外されてしまう場合もあります。
トイプードルなど、カットによって見た目が変わる子は、犯人にトリミングされてしまったら写真で自分の犬と証明する方法がなくなる可能性があるので、マイクロチップを入れることも身分証明に有効だと思います。
どんな場合でも自分の犬であると証明できるように備えておくことは必要だなと思いました。
てんすけは見た目が結構個性的なのですが、万が一柴犬カットぐらい短くされたら違う犬みたいになってしまいますからね…。
まとめ
今回のことで改めて迷子犬の危険性を感じました。迷子犬自身が事故にあったり他の犬に近づいて噛まれたり、盗まれたりはもちろん、迷子犬に遭遇した方にも危険があるということを再認識した出来事でした。
迷子犬を見つけた時の対処の方法、自分の犬を迷子にしないように改めて気を付けないといけなことを再度考えました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。