こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊な元保護犬のマンガ絵日記

【犬マンガ】カフェの看板犬との思い出

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この頃、犬を飼っていなかったので

たまに触らせてくれるよその犬が可愛くて、カフェの看板犬が

いると聞くと喜んで撫でに行っていました。

 

小さい頃から家に犬がいる家庭で育ったので

犬を触るのは慣れていたのですが、フレンチブルドッグに会うのが

初めてで、あんなにハイテンションで来られると思っていず、

びっくりして一瞬顔をそむけてしまいました(・Θ・;)

 

すると、本当にショックを受けた顔になるフレブルちゃん。

女の子だったせいか、キズつけてしまったみたいで

それから私達のテーブルにトコトコ来てくれるも、私のことは無視。

。・゚・(ノД`)・゚・。

名前を呼んでも振り向きもせず、友達にじゃれて甘える甘える。

●`e´)「なんで〜!ちょっとびっくりしただけやん…」と言う私に

「犬はちゃんとわかるんだよ。受け入れてくれたかどうかが。」

と友人たちに言われ、反省…。

 

その後、見かねたお店の人がお気に入りだというおもちゃを

貸してくれて、それを振って呼ぶと遊んでくれたりしたんですが

なんか心をひらいていない様子ですぐに友達やお店の人のところに

行ってしまう。

そこで、激しくおもちゃで遊んであげてハイテンションにすると

今度はテンションが上がりすぎて、女の子と思えない唸り声を

あげながらガウガウ遊びだしました。

お店の人もあまり見たことがないというぐらいの勢いで

おもちゃに襲いかかるフレブルちゃん。

(゚e゚●;)「これは…喜んでくれてるのか…怒っているのか…?」

と思いつつも散々遊んであげると、やっと許してくれたみたいで

私の顔を見るようになりました。

 

可愛い顔して友達には甘えに行き、私の方にはガウガウしてくる

っていうのは、気に入られてるのか何なのかわかりませんが、

最後お店を出る時にぺろっと顔をなめてくれたのが

嬉しくて、きっと好きになってくれたんだ〜と思っていました。

 

実家で飼っていた犬は、雑種の中型犬や柴犬だったのと、

時代が昔なのでほぼ外飼いでした。

そのためか、今の室内で飼われている犬と比べるともうちょっと

犬と人間の距離が遠かった気がします。

このフレブルちゃんは完全に室内で飼われ、常に飼い主さんと

一緒にいるためかとっても表情豊かで感情も分かりやすく、

当時犬を飼っていなかった私には驚きでした。

 

今は自分が犬と暮らしているので、犬も人間と同じぐらい

表情があり、感情が細やかだということはわかるようになりました。

特に室内で飼われて常に飼い主に話しかけられいると

感情表現が豊かな犬になるそうです。

 

このお店は閉店してしまってもうありません。

フレブルちゃんのファンがたくさんいたそうで、多くの人に

惜しまれて閉店したようです。

あの看板犬ちゃんはその後元気にしてるかな。

もう何年も前の話なので、もういないかもしれませんが

忘れられない思い出です。

 

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