こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

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【犬漫画】丹波篠山~舞鶴旅行その4【昭和レトロなペット可旅館】

 

ペット可宿 舞鶴

ご訪問ありがとうございます。

 

丹波篠山~舞鶴旅行記、その4です。

前回までのお話はこちら

suzumetengu.hatenablog.com

観光も終わりランチも食べ、ドッグランで遊んだあとは、宿に向かいました。

今回予約したのは、京都府与謝野町の「ちりめん街道」というレトロな街道の中にある「井筒屋」さん。

https://www.chirimenkaido-idutsuya.jp/

 

井筒屋の正面玄関

井筒屋さんの正面玄関

レトロでとても風情のある外観(´∀`*)

雰囲気のある素敵な玄関。

 

ですが…。

 

犬OKの離れはこちらの宿の裏側になります。

正面を向いて右手をぐるっと回って駐車場の方から入る、こちらの…。

 ↓

 

旅館の離れのラウンジ

昭和感あふれるラウンジのドア

ラウンジ。

 

そう、ここがワンコOKの「離れ」なんです。

 

中に入ると…。

 

ラウンジの昭和感ある内装

ばばーん

 

本当にラウンジ。

 

ここのラウンジはお祖母様の代にやっていたそうなんですが、営業を終了。しばらく着物カフェ(?)をやり、それも終わった後、現在の経営者ご一家に代が引き継いでワンコOKのレストランとして営業していたそうなんです。

 

そして、去年の9月に宿泊もできるようにしようとなり、それを私がたまたま見つけて予約したという(私が予約したのが9月でした)すごいタイミング。

ラウンジに入る犬

入り口には脱走防止の柵。

リフォーム一切なしでそのままベッドを入れた状態での宿泊施設ですので、雰囲気がありまくり。このように昭和レトロが好きな人達にはたまらない空気になっております。

 

私はもちろん、ラウンジに泊まることを理解して、これは面白いと予約していました。旦那にもURLを伝え、

(●・θ・)「こういうところに泊まるから見ておいてねー」

と言っておいたので、てっきり理解していると思っていたら、さらっと見ただけでちゃんと読み込んでおらず、ただの洋室だと思っていたそうなんです。

 

私とてんすけが先に案内されて部屋に入ったあと、車から荷物を取ってあとから来た旦那は、私達がラウンジに入るのを見て、

 

アレ?( ´∀`)

 

「ここ…ラウンジだよな?( ´∀`)入っていったけど…。」

 

「ああ、そうか、犬と宿泊する上での注意事項とかを一旦ここで説明されるんだな、それから部屋に案内されるんだろう。ワカッタ!(゚∀゚)」

 

………

 

 

まじでラウンジに泊まるんかい!!( ゚д゚)

 

 

…となっておりました。

 

(●´θ´)プッ

ちゃんと説明聞いておかないから~。

 

私とてんすけがすっかり受け入れ、荷物を開けたりしてる間、動揺を隠すために一人でカウンターでほうじ茶を飲んでいました。

 

その様子がこちら↓

ラウンジで宿泊する写真

動揺を隠すために温かいほうじ茶を飲む。

 

特徴的なカウンターに豪華な海鮮料理を並べてもらって食べる。

お酒が入っていたであろう棚に入っているタオルと浴衣。

トイレにはつっかけが置いてあって、タイル張りの床で男女別の仕様。

ベッドの上のムーディなライト。

レトロな額縁。

お酒の棚に入っている浴衣

浴衣もちゃんと。

どれもこれも、普通の宿では見られない光景。面白いな~。

 

わんこOKな部屋になっているには、良い点がいくつかあって、

  1. 本館と離れているので多少吠えても迷惑にならない。
  2. 絨毯ばりなので足に優しい。小さい犬なら走り回れる広さ。
  3. 隣の人がいない上に和室と違って防音がある程度効いていて、外の音があまり聞こえないので、物音が気にならず、犬が落ち着いていられる。
  4. 和室のテーブルと違ってカウンターなのでワンコの口が届かないところでご飯が食べられる安心感。
  5. 廊下を通って外に出る部屋と違って、出たらすぐ駐車場(土)なので犬がトイレしたくなったらすぐ出してあげられる。
  6. お出かけするときもすぐ車のところに行けて、他の人の部屋の前を通らなくて良い。

 

など、ワンコOKの部屋にするにはナイスな作りになっています( ´∀`)bグッ!

 

何より、犬OKの宿でも部屋の中でケージに入れることが必須だったりすることが多いんですが、フリーにしておいて良く、部屋に食事を運んでくれるのでお留守番させなくても良いのがとても嬉しい。

 

犬に湯引きの白身魚もくれました。

犬用白身魚の湯引き
マテする犬
わんこ用のお皿も用意してくれてました。

 

こちらのお宿は、ステータスを料理に全振りしているので、改装に手が回らないそうで、ラウンジにも改装は一切入っていません。

その点、古くて汚いと思われる方がいるかもしれませんが、そこはご了承いただきたいと話されていました。

 

私はもちろん、てんすけが落ち着いていてくれてフリーに出来るなら全く気にしません。

くつろいで寝ている犬

自宅のようにくつろぐ

そして、お待ちかねの夕食。

ここのお宿の一番特筆すべきところは料理のクオリティの高さです。

ほんとーーーに魚が美味しい!

お肉は一切出ないんですが、その日獲れた新鮮な魚介をたっぷり使ったお料理の数々は、ここでしか食べられないものだと思いました。

見た目は派手さはないんですが、どれも本当に丁寧に作ってあって、美味しいんです。

 

お刺身

お刺身
焼いたカマス
タチウオの天ぷら
焼き魚のカマスとタチウオの天ぷら

タチウオでシソを巻いた天ぷら

シソを巻いたタチウオの天ぷら

これがふわふわでめちゃくちゃ美味しかった~。

おすましは、ありとあらゆる魚で出汁を取ってるそうで、旨味の塊。

白身魚のおすまし

中に白身魚が入ってます。

写真撮るの忘れましたが、小鍋とご飯もありました。ボリュームも十分。


梅塩からお出汁まですべて自分のところで作った自家製。それも素材にこだわり抜いたものなのだそうです。

ごちそうさまでした(゚∀゚)

ベッドで寝る犬

僕もご飯食べたのでおやすみなさい…

寝る前に一旦外にトイレに連れ出し、戻ったらすぐ自分のベッドに入って寝ていました。外泊するのは2回めですが、格段に落ち着いていて、ほんとに良かった。 外の音があまり聞こえないって大事ですね。

****************

 

夜は明けて朝食。これまた朝から豪華です。朝食も部屋に持ってきてくれます。

旅館の朝ごはん
赤だし
朝からこんなに魚づくし。

お漬物からたこの和え物まで全部自家製。

この海老が頭まで入った茶碗蒸しがまた…!

豪華なエビ入り茶碗蒸し

エビ入り茶碗蒸し

 昨日のうちに予約しておけば、お土産にばら寿司を買うことが出来たそうなのですが、それを知ったのが深夜だったので間に合わず。

心残り…。

絶対美味しかっただろうな~と後悔です。次回ぜひ。

 

朝ごはんのあとは、近所を散歩してから天橋立まで移動です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

続きます~。

 

追記:井筒屋さんの女将さんが記事をとても喜んでくれて、ブログに

を書いてくれました。

めっちゃ面白いのでぜひ読んてください。

www.chirimenkaido-idutsuya.jp

 

 

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