ご訪問ありがとうございます。
てんすけのお友達、シニア犬の心ちゃん。
過去にも登場していますが↓
元の飼い主さんが亡くなったので娘さんである犬友さんに引き取られたのですが、同居していたわけじゃないので初めはなかなか心をひらいてくれなかった様子。
もともと良くご実家で会っていたので、家族ではあるんですが、やっぱり飼い主とは違って、「おねえちゃん」な犬友さん。
どこか下に見てるところもあったらしく、引き取られてしばらくは「ママ」として認識してない感じがありました。
お散歩仲間がいなかった以前の環境のせいで、犬見知り。
初めてのわんこに吠えてしまったり、他の人に甘えなかったりとシニアになってからの環境の変化に戸惑ってるなあと心配していました。
ところが1年が過ぎ、すっかり今の環境を受け入れた様子で同居犬ちゃんとペースを合わせて歩き、散歩で他の人におやつを催促してくれるまでになってきました。
すっかりここのおうちの子になったねぇと話していたのですが、それでもあまり表情豊かに感情を表すタイプではなく、いわゆる「甘えん坊」な感じはありませんでした。
ある時、心ちゃんのママがちょっとした用事のため一瞬公園を離れなければいけなくなり、私が二頭を預かることになりました。
といっても、15分ぐらいのことなので、リードを預かって犬友さんが急いで用事を済ませに行きました。
てんすけのことが大好きな同居犬ちゃんは全く平気で、てんすけと一緒に他のママさんにおやつをねだりに行ったり楽しそうにしていました。
ところが、心ちゃんは犬友さんが消えた方向を見たままピタッと動かず。小さい体で足を踏ん張って移動しません。
てんすけがちょっと移動したそうだったので、心ちゃんにも一緒に行ってもらおうと促したんですが、私の顔をちらっと見たあと、「行きません!」と抵抗。
ひたすら犬友さんが帰ってくるのを待っていました。
その様子を見て、「そうか。心ちゃんは一度飼い主さんが行ってきますと言ったあともう戻ってこないというのを経験してるから、飼い主さんが自分を置いてどこかに行くっていうのは不安なんだな」と思い、切なくなりました。
普段は同居犬ちゃんと他の家族と一緒にお留守番はできているので、家の中なら大丈夫としても、外で置いていかれるのとは違う。
私にどこか連れて行かれると思ったのかもしれません。
不安そうな心ちゃんを見て、犬友さんが帰ってくるまでその場で待つことにしました。
「心ちゃん、大丈夫だよ。ママすぐ帰ってくるからね」と声をかけるとそっと私に近づいて頭を低くして撫でてと言ってくれて、ちょっと感動する私。その小さい頭をよしよしして慰めてあげると手のひらに顎を乗せてくれました。
私が座ったためにいつものように膝に座った同居犬ちゃんを抱えながらよしよししてたら、てんすけが珍しく僕もと甘えてきました笑
ほんの少しの間だけど私を頼りにしてくれて嬉しかったです。
心ちゃん、もうすっかり犬友さんがママなんだねえ。
甘えて安心できるおうちになって良かったね。
最近ではママに抱っこされてる時に、腕をひしっと両腕で抱えていたりして甘えん坊になってきた心ちゃん。幸せになってよかったです。
高齢になって犬を手放す人も少なくない世の中、こういう思いをしてるわんこたちは顔には出なくてもきっと寂しい思いをして我慢してるんですよね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
~~拍手コメントありがとうございます~~
らいちゃんママさん
共感していただいて嬉しいです。ほんとにわんこは楽しませてくれますよね~( ´∀`)ありがとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。
なんだっけ?さん
そうなんですか…寂しいですね(´;ω;`)いつか来るとは思ってるんですが、その日が来るまでてんすけには元気でいてもらえるように頑張ります。
ワニ丸さん
こちらこそいつもありがとうございます。今年もよろしくお願いします!
くらくらさん
難しいですよね、その人達は正義のもとやってるつもりでも、それが犬たちにとって不幸な結末になってしまうことがあるという悲しい事実。私も飼う時に講習を受けるなどが必要なのではと思います。
あじさいの花さん
ありがとうございます!腰は本当にくせになってしまうようです。うちも自転車やカートを多用してしまうんですけど、過保護って笑われてしまうこともあるんですよね(;´∀`)