てんすけのお友達の中に、幼なじみの柴わんこがおります。
お姉わんとお兄わんがいるのですが、今回はお兄わんちに遊びに行きました。
お兄わんは、男の子同士のわんこだとライバル関係になってしまい、
喧嘩になってしまうときがあって、男の子のわんこ友達を作るのが
難しい頃がありました。
そんなお兄わんですが、初めて会ったときはだめだったのに、3回目ぐらいに
突然しっぽフリフリになってくれて、無事挨拶できました。
そこからてんすけのことをすごく好きになってくれて、会うたびに喜んでくれます。
ママさんは貴重な男友達としててんすけのことをすごく可愛がってくれるので
てんすけもここんちのママさんが大好き。
何度か遊びに行かせてもらっています。
でも、コロナ禍というのもあって、最近なかなか会う機会がなく、わんこ同士を
ゆっくり会わせるのは実に3年ぶりぐらい。
時の経つのが早すぎるっ………。
ママさんは、3年という月日がふたりの関係を変えるのじゃないかと心配して
いました。リセットはさすがにないとしても、3年経っててんすけがおとなに
なったので前のような関係ではいられないのじゃないかと思ったみたいです。
たまに聞くのですよ、ずっと仲良しだったのに突然だめになったりするというお話。
男の子同士に多いんですが、何か人間にはわからないきっかけで
普通に遊んでいたのにガウるようになってしまうのがあるらしい。
確かにてんすけも、3歳ぐらいまではオールウェイズオッケーだったのですが、
最近は知らない中~大型犬、柴犬などの強そうな子がテリトリー内にいると
排除しようとするようになってしまったので、そういう意味では昔ながらの
お友達柴犬わんこというのはとても貴重な存在なのです。
さて、おうちの前に着いたらもう入りたくてワクワクのてんすけ。
大喜びでお家に上がらせてもらって自ら階段を駆け上がっていたのですが、
リビングのドアを開ける前にお兄わんを羽交い締めにして待っていたパパさん。
万が一のことがあってはと言ってくれたのですが、すごい勢いでパパさんを振り切っててんすけを歓迎してくれるお兄わん。
てんすけはというと、「あ。どうも」というあっさりした挨拶…。
ごめんよ…。
それよりまっすぐお兄わんのおもちゃ箱に行って中身をどんどん出すという、
狼藉を働いておりました。
自分のおもちゃをガサガサ漁るてんすけを見ても全然怒らないお兄わん。
さらに自分のボールで遊びだすてんすけ。
ママさんにおねだりして投げてもらってひとりでダダダと走って
遊んでいましたが、それもゆったり座って見守るお兄わん。
自分の愛犬の優しい姿に喜ぶママさん。
平和だわ…。
遊んでもらって喜んで走るてんすけですが、ふと投げたボールが
お兄わんのそばにコロコロ…と転がっていきました。
するとピタと止まって、取りに走らないてんすけ。
お兄わんの周りでワチャワチャすると怒られるかもしれないとわかって
空気を読むのです。
そういうところが、仲良しの秘訣なのかもしれません。
人間でも犬でも、仲良くできるお友達がいるというのは幸せですね。
これからもずっと仲良くしてほしいです( ´∀`)
最後まで読んでいただいてありがとうございました。