TV番組「志村どうぶつ園」で放送中の、ぺこ&りゅうちぇる
「捨て犬ゼロ部」を見た感想、2回めです。
今回はまずはじめに子犬の部屋のお掃除でした。
まだ生後一ヶ月半の子犬たちが大騒ぎしてまとわりつく中、
新聞紙を交換し、掃除をしていました。
もう子犬たちが可愛くて可愛くて…!
あの子達はみんな中型犬になるんだろうなあと思う足の太さで
やんちゃそのものでとっても元気で健康そう。
ところが、ピースワンコジャパンの安倍さんのお話では、
まだ小さい子犬たちは24時間世話をしないといけないので、
センターでは不可能とされ、捕獲された当日に殺処分されてしまうとのこと。
ここは大変衝撃的なシーンでした。
子犬だったら可愛いんだから、すぐに里親さんがみつかるだろうと
思っていたのですが、そんなに甘いモノじゃなかった…。
あんなに愛くるしい子たちを処分しないといけない職員さんたちは
どれほどつらい気持ちでお仕事されてるんでしょうね。
想像を絶します…。(;_;)
それを知ったピースワンコジャパンの人達が、子犬はすぐに引き取るという
やり方で命を救っているそうです。
可愛いシーンの裏で辛い現実があることを知りました。
次は、前回保護された元捨て犬「パック」の人慣れ作戦開始でした。
前回人に怯えきって暴れていたパック、今回も二人が訪れた部屋の隅で
怯えた目をしたまま座っていました。
きれいな目をしている中型犬で、耳が大きく目が明るい色で知的な感じ。
とても可愛い子です。
ピースワンコ・ジャパンの安倍さんがまず部屋に入り、そっと近づいて
行くシーン。怖がらないように体を横にしつつそばに座るやり方は
シーザー・ミランの番組で見たとおりでした。
*シーザー・ミランはアメリカのカリスマドッグトレーナーです↓
パックは、人間のことをまだ信用出来なくて上目遣いで
何をされるんだろうと怖がっている様子。
安倍さんが優しく触って人間の優しさを伝えていました。
しばらくして、ぺこ&りゅうちぇるの二人も部屋に入りますが、
その時パックは小さく唸っていました。(・Θ・;)
やっぱり恐いんですね。
ところが、二人がそっと近づいて話しかけながら撫でたら
おとなしく撫でさせていました。
ぺこちゃんの触り方は とても上手で、まず手の甲を匂わせ、
正面や上から近づかずにしゃがんで横から近づいて
そっと胸元を撫でていました。
本当に犬が好きで慣れていて、パックも安心している様子。
りゅうちぇるもちゃんとそれに習い、そっと触っていて
見ていてとても安心しました(´∀`)
そこからパックが頭を下げて落ち着いた様子を見て、この二人は
本当に犬を扱うこの企画に向いていたのだと嬉しくなりました。
安倍さんがその様子に正直驚いたと言っていて、その日に首輪を付ける
ことをお願いすると、すんなり付けさせるパック。
このシーンはとても感動的で、しかもおしゃれな首輪で二人のセンスに
ぴったりでした。
てんすけが初めて首輪を付ける時は、まず布製の細い練習用の首輪を付けて
慣らしてから外用の首輪をつけたので、それを考えるとすごいことです。
それから、人に慣れている犬と交流させることで人慣れさせていく作戦。
人懐っこい可愛い犬達がたくさん出てきて、( ^ω^ )ニコニコ見ていました。
その中でも、パックの友達に選ばれた子たちは、見た目完全に黒柴。
でもちょっと大きいからMIXなのでしょうか、とても可愛い子たちでした。
その子たちにフードをあげるのをパックに見せる事で、
人間は大丈夫だと思ってもらうというやり方は、
なるほど~と感心してしまいました。
規模は違いますが、保護犬カフェで人慣れさせるやり方も
たぶん同じ考え方ですね。
そこでぺこちゃんがあげたフードを、なんとパックが食べました。
しかもそのあと手から食べた!(゚д゚)!
これは本当にびっくりで見ながらすごいと言いまくっていました。
犬に信頼されるということは、本当に犬が好きってことですね。
パックはぺこちゃんの手からフードを食べたということは、
今後安倍さんたちがあげるフードも食べるでしょうから、
ご飯がしっかり食べられるということですよね。
見ていて本当に嬉しい気持ちになりました。
この企画を見ていて、ピースワンコジャパンさんのやり方が
とても良くわかるし、「かわいそう」を前面に出さずに
ちゃんと事実を伝えていてとてもわかりやすい、良い企画だなと
思いました。
ぺこ&りゅうちぇるの二人も、随所に笑いを散りばめ、
楽しい雰囲気にしつつもちゃんとまじめに犬達に向き合っていて
今後にとても期待できる内容でしたし、面白かったです笑。
特に二人の会話とツッコミが面白くて、ピースワンコジャパンの
安倍さんも「オモシロイです」って言うのわかります。
さすが人気者ですね。
「犬は裏切らない」いい言葉です。
次回も楽しみに見ます。
(´∀`)