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てんすけがお散歩デビューした頃から知っているダックスちゃんがいました。
ちょっと怖がりな子でいつもお父さんに抱っこされていたので、そんなに交流があったわけじゃないんですが、てんすけにはあまり吠えなかったので時々挨拶させてもらっていました。
不思議なんですが、てんすけってこういうことが結構あって、「この子は他の犬はだめなんです」という子がてんすけだけには怒らなかったり挨拶出来たりする事が時々あるんですよね。あまりグイグイ行かないからかなと思うんですが。(もちろん吠えられる子もいますが)
私が知り合ったときにはもうシニアに入っていて、足があまり強くない子でしたが、とても大切にされていて、お父さんに抱っこされて公園のベンチで日向ぼっこしたりしていました。
最近、足がだいぶ弱ってきてあんまり公園で会わなくなっていたんですが、たまたま散歩で歩いている時に、声をかけられて久しぶりにお会いすることが出来ました。
自転車のかごに丁寧にタオルが敷かれて、横たわっていたダックスちゃん。もう目もあまり見えていないようで、ほとんど寝たままでしたが、ふわふわの毛を撫でさせてもらうとちょっとだけ反応してくれました。
まさかそれが最期になるとは思いませんでした…。
てんすけはその時何も反応しなかったのですが、何かを感じ取ったか、メッセージを受け取ったのかもしれません。
犬同士って人間には分からない方法でコミュニケーションを取ってる気がします。
それはしっぽのフリフリだったり、鼻をくっつけるとか、匂いを嗅ぐとか目に見える方法以外にもあるかもしれません。
今回のてんすけの行動は、はっきりとした確信があるわけではないんですが、なんとなく呼ばれたのかなと感じました。
普段行かない方向に朝から行ったこと、足取りが早く、迷いのない感じ。
そして、亡くなったお友達の家付近でウロウロしたあと、まるで「もう終わった」と言った感じで何事もなかったようにいつもの公園に向かったのを見て、挨拶したかったのかもと思いました。
この日以降、こういう行動はしていません。
もし最期の挨拶をしたくて、あの子がてんすけを呼んだとしたら、てんすけはちゃんと挨拶出来たかな?
早くから歩くのが困難になっていたダックスちゃんなので、お空では思いっきり駆け回っていてくれたらいいなぁと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。