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最近、関西でヒアリが発見されたというニュースが話題ですが、さらに先日「大阪港で女王アリの死骸が発見された」というニュースも発表されました。
女王アリの死骸が発見されたということは、国内で繁殖した可能性が高いとのことです。大阪で繁殖している可能性が高いと言われたら無関心ではいられません。
犬を飼っている人は多くの人が散歩に公園を利用すると思います。その際、アリを良く見かけますよね、その中にもしヒアリがいたら…。愛犬をヒアリが噛んだらどうしたら良いのか、気になったので調べてまとめてみました。
目次----------------------------------------
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ヒアリとは
ヒアリの見た目
ニュースでも報道していますので、ご存じの方が多いと思いますが簡単にヒアリについて調べてみました。まずはパッと見てわかるのかが気になります。
体長は2.5〜6ミリ。
赤茶色の小型のアリで、腹部は黒に近い赤色。
ドーム型の蟻塚を作るそうなので、そういった形状のものを原っぱや公園で見かけたら要注意です。触ったりすると仲間が一斉に攻撃する可能性が高いので近づかないようにしましょう。
この、仲間で攻撃するというのが怖いですね…。
発見されたヒアリの写真はこちらです。
出典先:環境省
刺されるとどうなるのか
漢字で“火蝶議”と表され、刺されると. 火傷のような激しい痛みが生じます 。毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応により死に至ることもあります。
環境省がPDFを配布しています。
ストップ・ザ・ヒアリ
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf
刺されると火が付いたように熱く、激しいかゆみと傷みが出るため「火蟻」と呼ばれているそうです。過去に蜂に刺されたことがある人もアナフィラキシーショックが出る場合があるので注意が必要とのこと。
軽度の場合:熱いと感じる激しい傷みとが走り、やがて痒みに変化し、10時間ほどで膿が出る。
中度の場合:刺された場所を中心に、十分から数十分後には腫れが広がります。部分的または全身にじんましんが広がる場合があります。
強度の場合:呼吸困難、血圧の低下、意識障害が出る場合があります。刺されてから十分から数十分の間に声が枯れ、激しいめまいや動悸がするようになり、意識を失う場合があります。これらの症状が出た場合はアレルギー反応「アナフィラキシー」である可能性が強く、処置が遅れると生命の危険が伴います。
PDFにはこのように載っています。生態についても詳しく載っていました。
ペットが刺された場合
さて、人間の場合は症状を訴えたり自分で病院に行ったり出来ますが、ペットが刺されたらどうしたら良いのでしょうか。
こちらのHPに詳しく載っていました。
内容をイラストでまとめましたので、ご覧ください。
軽度であれば、痒みを押さえてあげるようにして、患部を噛んだりしないように包帯や靴下などで覆い、病院に連れて行くのが良いようです。
アレルギー反応が出たら即、病院に行った方が良いと思います。
ヒアリに虫除けは効くのか
さて、ヒアリに遭遇しないようにするためには避けることも必要ですが、ヒアリには虫除けは効くのでしょうか。どうやら「効く」ようです。ただ、怒らせてしまった場合には有効ではないようですので、完全に避けることは出来ないかもしれません。攻撃性が強いので、仲間が攻撃されると呼び寄せて集団で襲うそうです。怖すぎです…。人間の虫除けが効くそうなので、愛犬にも犬用虫除け対策をしておいた方が良いと思います。
ヒアリ探索犬
ヒアリが定着している中国や台湾では、ヒアリの匂いを覚えさせて探索させる「ヒアリ探索犬」というのが導入されているようです。検出力は非常 に高く、働きアリのみでも反応するようです。沖縄県ではまだヒアリが発見されていないので、このヒアリ探索犬を導入して未然に防ぐ試みを検討中のようでした。
沖縄県のHPより第2章 外来アリ類(ヒアリ等)の監視技術・体制の確立(PDF:4,780KB)
http://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/shizen/hogo/documents/03dainishou.pdf
導入されたらぜひその犬達を見てみたい…。(*´艸`*)
まとめ
ペットに対するヒアリ対策をまとめてみました。「死に至る」という言葉がとても恐い印象を持ちましたが、即座に対処すれば即死するようなものではないと感じました。ただ、体の小さい子は万が一アレルギー反応が起こった場合はすぐに対処しないと重大な結果になる場合があります。様子見、と待っていて手遅れになるのは怖いですから、症状が出たらすぐに病院に行った方が良いですよね。いずれにせよ、毒虫は色んな所にいますので防虫対策は必須かと思います。
おまけ
タイムリーですが、最近こういう事がありました。
ヒアリじゃなくて良かった…。もふもふ犬は毛の中に色々付けてくるのでやっぱり虫除け対策は必須ですね。(;^ω^)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
追記:たくさんのアクセスいただき、感謝します。(ちょっとびっくりしております…)
この記事を書くきっかけをくれたブロガーさんが、こちらの記事にて当ブログに触れてくださっていますので、よかったら読んでみてくださいね。↓
2017.7.14:記事のイラストの中に間違いがありましたので差し替えしました。
(現在載っているイラストは差し替え済みです)
詳しい経緯を知りたい方はこちらの修正記事を御覧ください*↓