こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊な元保護犬のマンガ絵日記

【犬マンガ】犬の車酔い対策はその後どうなったのかご報告

ご訪問ありがとうございます。

 

以前、てんすけが車酔いするようになって、その対策として練習を重ねているお話しを書きましたが、その後どうなったのか、最近のお出かけの時のエピソードです。

 

過去の車酔い克服大作戦の話

過去に車酔いするようになって対策を取ったお話です↓

前回は、車酔い克服大作戦として、「短い時間車に乗せて楽しい思いをさせてから乗せる」練習を繰り返すと書きましたが、その後時間を見つけて練習を重ね、だいぶマシになってきました。

 

ところが、その後お出かけした時にまた震えるようになってしまったのです。

ちょっとした気の緩みから再び車酔い発生

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以前は後部座席に犬用シートを作って乗せていたのですが、ある時人間が4人乗らないといけない時があり、シートを外して、てんすけは助手席の私の膝の上に乗せる形で乗りました。

膝の上に乗せる形で乗っているのは、万が一追突事故などに遭った時に危険なのであまりやりたくなかったのですが、予定外だったので仕方なく。

すると、私にダッコされている状態が安心したのか、前よりも落ち着いて乗ることが出来ました。

 

これで「もしかして、この乗り方の方が酔わないのかも」という事になり、助手席に乗せるようになりました。

犬用ドライブシートに乗っている犬の写真

初期はこうやって乗っていました。

 

その上で練習を重ねたところ、1時間弱ぐらいなら落ち着いて乗ることが出来るようになりました。

「よし、これで1時間ごとに休憩すれば行けるかも」と思って、遠出した時のことでした。

 

遠出したために距離が遠く、帰りに1時間ごとの休憩が3度目ぐらいになったときに、漫画のような状態になりました。( - _ - )

 

その前の休憩ではトイレも出来ていたし、大丈夫かと思っていたのですが、ちょっと渋滞していたこともあって1時間をちょっと超えてしまいました。

そこでてんすけに限界が来たようです。

 

きっと、その前から我慢しつつ乗っていたのだと思うんですが、それが繰り返されたことでもうイヤ━━━━━(´Д`lll)━━━━━!!!!ってなったのかもしれません。

 

幸い、震えだしてからしばらくして下ろすことが出来たので吐いたりはせずに済みました。

そして、このまま家に直行は危険と判断し、結構遅い時間だったんですが急遽検索して大きな公園に寄りました。

下ろしてすぐに一緒に走ってあげて、気分転換をさせ、トイレももちろんしてそれからまた車に乗せたら、さっきよりもだいぶ震えがましになり、なんとか家まで帰ることが出来ました。

(›´ω`‹ )ふう…

犬の車酔い防止グッズを試してみた。

犬 車酔い などで検索すると出て来る、気分を落ち着かせてくれるスプレーやアロマを試してみましたが、結論としてどれも効きませんでした。

 

すーっとする匂いのスプレーなどは、かけても嫌がりませんでしたが安心することもなく…。

一説によると、この匂いのスプレーをかけたあと車酔いすると、今度はその匂いと気分が悪くなったことが連結して逆効果だとか。

(´ヘ`;)ウーム…確かに。

 

酔い止めの薬は、試していません。人間の酔い止めは飲むと体がだるくなって眠くなりますが、そういう効果だと帰って怖がるようになるんじゃないかと思って止めました。

 

体を適度に締め付けると安定すると書かれていたので、ストームディフェンダーケープを付けてみたりしたのですが、それも変わらず。

 結局、結論として「犬の車酔いに特効薬はない」というのがわかりました。

前回も書きましたが、私自身が車酔いする方なので、人間にも特効薬がないことはわかっていて、やっぱりそうなのかと思いました。

前回の漫画で書いたような対策を取って、慣らしていくしかないんだなというのが私達の実感です。

今後の対策

今回のことを踏まえ、再び短距離で練習を始めました。車に乗ってまで行く場所じゃないぐらい近くの公園まで、あえて車で行ってすぐに楽しいボール投げをして帰る、ということをした上で、10分、15分と距離を延ばして別の公園へ、というのを休みに時間を見つけて何度かしたところ、今度は前より短い期間で30分〜40分ぐらいは落ち着いていられるようになりました。

 

そしてさすがに同じ轍は踏みたくないと、家族会議です。(二人ですが)

決めたことは、

  1. 休憩は短めに考えて30分ごとで、その都度たっぷり休憩させること。
  2. 休憩時間を考えて、早めに家を出る事
  3. あまりに長距離になる場合は止める。
  4. 車に乗る前には食べさせたり飲ませたりしない。
  5. 人間がちょっと寒くても車内は暑くしない。
  6. てんすけが安定して乗れるように対策を練る。

ぐらいですね。

そして、「てんすけは車酔いする犬だという認識で行くこと」

車酔いを克服する、というのを忘れて、もう車に酔う子なんだという考えでこれから全て考えるようにしようと決めました。

 

初めは車酔いを克服してほしくて色々考えてたんですが、結局それはてんすけを我慢させていることに他ならないので、てんすけの負担を考えて極力車に長時間乗せないようにするしかないですね…。

 

もちろん、克服してくれたらとても嬉しいんですが、それにはもっと時間がかかると思いますし、克服出来ないかもしれません。今はこれがてんすけの個性だと認めて、自分の理想の犬に当てはめることは止めようという結論になりました。

 

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そもそも車に乗せない、というのはお互いの実家に行ったり、緊急に乗せないといけないこともあると思うので現実的ではなく、全く乗せなくなったらまたそれはそれでひどくなりそうなので、車に慣らす練習は必要と思っています。

 

今後も車酔いの練習は続ける予定です。克服は難しいかもしれませんが、少しずつマシにはなっています。少なくとも、行きはともかくたっぷり遊んだあとや疲れてる時だと30分は余裕で乗っていられるようになりました。あとはこれを少しずつ延ばせるように飼い主が工夫していくつもりです。

飼い主を見上げておすわりする犬の写真

お願いします

愛犬の車酔いに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。一緒に頑張りましょう〜

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

~追記~

その後、劇的に車酔いに効くグッズを見つけました。全然酔わないようには出来ませんが、少なくとも1時間は落ち着いて乗れるようになりました。

良かったら見てください。

 

suzumetengu.hatenablog.com

 

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