皆様こんにちは。
不定期更新になったのに甘えて、去年の10月の話をします。
(↑もう時系列に沿うのを諦めたやつ)
いつものように散歩に行って、いつもよのように「もう歩きません」
と言われ、抱っこしたときのこと。
てんすけの背中にポコっと何かができてるのが手に触りました。
毎日毎日全身触りまくってるし、抱っこしない日はないので
昨日まではなかったはず。
それなのにまあまあの大きさのポコに動揺した私。
周りの犬友さんにも触ってもらって「確かになにかある…、しかもまあまあ大きい」
と気のせいじゃないことを確認して、病院に駆け込みました。
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノせんせぇぇ
先生に診てもらった時、グニグニと結構触ってもらったのですが、
一向に痛がらないてんすけ。
芯みたいなのがあるようですが、固くなく、皮膚の下で動く感じがしました。
体とつながっていないようなので、腫瘍ではないという見立て。
一旦お薬を飲んで治らなかったら針生検しましょうということになりました。
この日に生検しなかったのは、腫れが引いてないときにやっても炎症の成分しか
取れないだろうから、炎症が落ち着いてから…ということ。
先生はいつもきちんと説明してくれるので安心できます。
そして一週間、抗生剤と消炎剤を飲みましたが、完全には小さくならず…。
(´・ω・`)…
再び病院に行って針を刺して検査。病院で見てみると「やっぱり炎症の成分しか出ていないので、腫瘍ではなく、腫れているだけだと思う」という見立て。
でももしかしたら見落としがあるかもしれないので、外に病理検査に出すとのこと。
検査の結果が出るまでドキドキでしたが、先生が腫瘍じゃないと言ってくれたのを信じて待つことに。
あまり触るのも良くないらしいので、気にしつつも触りまくるのはお預け。
そして一週間経って、結果が出ました。
結果は…
「细胞診核查結果
脂肪織炎の疑い (panniculitis / suspected)
細胞所見など 【所見】
右背部の癌からの塗抹標本において、 赤血球とともに脂肪演が塗抹されています。 また脂肪滴を 食した多数のマクロファージとともに、 リンパ球や形質細胞などの炎症細胞、 変性した脂肪細胞 も散見されます。 しかし、いずれの細胞においても明瞭な異型や悪性所見は認められません。その 他、 標本上には明瞭な細菌は観察されません。
【 コメント 】
標本上には、赤血球や脂肪滴とともにマクロファージやリンパ球などの炎症細胞が主体に観察され ること、いずれの細胞においても明瞭な異型や悪性所見は認められないことから、脂肪織炎などの 炎症性病変が疑われます。
動物の脂肪織炎は、 脂肪腫や皮脂腺腫などの自、注射液やワクチンによる刺激、外傷、膵炎、 ルニア、あるいは免疫介在性が原因で発生することもあります。 そのため肉眼所見や臨床所見を考 慮した鑑別診断が必要です。
なお、 自潰した腫瘍性病変の周囲では脂肪織炎などの炎症性病変が発生することがあります。 特に 今回の検査は細胞診であることから、腫瘍細胞が採取されていない可能性は完全には否定できませ ん。
予後については、 今回の検査では脂肪織炎が疑われることから、 脂肪織炎としての治療と経過観察 が必要です。 しかし原因の確定には至らないことから、臨床的に腫瘍性が疑われる変化が観察され る場合、 あるいは難治性の場合は再検査が必要です。」
長い。
…上に難しい。
読まなくて良いです…笑
先生に要約してもらったら、結局悪質な腫瘍ではなく、炎症が起きてるだけなので治るのを待ちましょうということらしい。(めちゃくちゃ要約)
一週間抗生剤と消炎剤を飲んで少しずつ小さくなっていたので、このまま時間と共に経過を見守ることに。薬を飲み続けるのはあまり良くないので何も出されませんでした。
すぐに治ると思ってたんですが、それから完全に消えるまでは3週間ぐらいかかりました。
幸い、消えてなくなったあとは再発せず、きれいに治ってくれましたε-(´∀`*)ホッ
ポコが出来てから相談していたお友達と話していて気づいたのですが、去年の9月に熱中症と判断された謎の発熱…もしかしたらこのおできが出来かけていたのではないか?ということも考えられる…。
それが熱を持っていて発熱したのかもしれません。
熱とポコの間が、一週間ぐらいしか間が空いていなかったので。
それならちょっと安心。熱中症だったら内蔵にダメージがいってたかもしれないですしね。
どちらにせよ、熱も、出来ものもおさまってくれたので本当にホッとしました。
シニアになってこれからこういうことも増えると思いますが、油断せずにマメに病院に診てもらおうと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。