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犬といえば、一生懸命飼い主のために頑張るイメージがあったのですが、それは訓練された賢い犬達だったと、てんすけと暮らしていて気づきました。
4歳になってからが特にそうなのですが、てんすけは「頑張らない」犬になってきました。
お友達みんなで楽しく遊んでいる時も、暑くなったらすぐ休憩。散歩中も暑いとなったらすぐペタンとなります。みんなで立ち話してる時も、お座りか立って待っている子達が多い中、てんすけだけすぐペタン。
ビシーっとひたすらお座りすることはあまりなく、筋力がないのでは…と心配したこともありました。
頑張らない犬、というより「無駄なことはしない」というのも多く、漫画に描いたような、ドッグランとかで友達とボール投げしていても自分が追いつけないと悟った途端にピタッと止まり、もう追い掛けません。
自分だけでボール遊びしてるといつまでも追いかけるのですが、誰かと一緒に遊んでるとき、間に合わないとなるとやめてしまうのです。
でも、自分に勝機があれば確実にボールをくわえて帰ってきます。
勝てない勝負はしないタイプ。
他には、自分より強そうな犬には近寄らなかったり、クンクンされたらじーっとひたすら匂い終わられるのを待っていたり、無駄に戦いを挑みません。
だから、はじめましての男のワンコに対するてんすけの態度を見ると「あぁ、この子は強いんだなぁ」とわかります。
また、年下でもてんすけよりパワフルな子だと、じっとせずに静かに離れます。「戦わないけど、従うのも嫌だし、相手して突撃されるのも嫌」なんだろうと思います。
自分の口の大きさもわかってるらしく、大きめだったり硬かったりするボールはくわえませんし、ドライフードやオヤツも自分の口では噛み切れないと分かるとそれ以降食べません。
やっても無駄なことはしないんですよね。
かと思えば自分が楽しいと思うことは真剣にやるタイプで、新しいことを覚えたりボール投げは集中してやります。
ただ飽きやすいので、工夫が必要になってきます。
そういう子なのでアジリティなんかは教えれば楽しみながらやるので覚えるし、膝に飛び乗ってきたり、おやつを使ったしつけは入りやすいタイプです。(報酬があると頑張る)
やりたくないことはしないし、無理なことはしないという「現代っ子」みたいなところがあるんですよね。
こういうところが、犬より猫っぽいと思います。
いや人間っぽいとよく言われるかな…。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。