こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜

見た目が小熊な元保護犬のマンガ絵日記

【犬漫画】吠える犬の気をそらす作戦

 

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ご訪問ありがとうございます。

 

今回のお話に出てくるMIX犬ちゃんは、てんすけと同じ元保護犬。

子犬のときに保護されたんですが、発見された時は怪我をしていたそうです。

 

何があったのかは想像するしかありませんが、もしかしたらそのときに子供に追いかけられたとか、怖い思いをしたのか、はじめから小さい子供をすごく怖がる傾向がありました。

 

たっぷり愛情と毎日の散歩と犬友達と遊ぶ生活を送ってきて、今やすっかり甘えん坊でニコニコしている子になったんですが、子供が苦手なのがどうしても治りません。

 

飼い主さんが一生懸命、大丈夫と安心させる言葉をかけ続けたのでだいぶマシになってきていますが、それでも落ち着きがなく、ちょっと吠えてしまったりはしています。(攻撃性はありません)

 

飼い主さんからしたら、小さい子供に吠えるのは怖がらせてしまうし、やめさせたいところですが、怖いと思うものを克服するのは人間でも大変です。

 

そんなワンコが、いつものようにてんすけを含めた友達わんこたちと遊んでいたら、公園に小さい子どもたちがやってきて周りを走り回り始めました。

 

子どもたちにしてみたら普通に遊んでいるだけですが、怖がりの子にとってはびくびくする状況です。

周りを気にする犬

まわりがちょっと気になる…。

 

吠えそうになるのを飼い主さんが落ち着かせようとしていた時、犬友さんが突然高い声でMIX犬ちゃんを褒め称え、少々強引ですが、両手で顔を持って、こっちを向かせなでまくりながら「良い子良い子だね~!」と言い始めました。

 

それを見た私はピコーン!(゚∀゚)「なるほど!」と思い、すかさず乗っかり、「はいこっち見てー何も怖いの来てないよー良い子良い子ー」と一緒になってなでまくりました。

 

そのとき、たまたまワンコを人間が取り囲むような形になっていたのも幸いして、怖がりMIX犬ちゃんは、みんなに撫でまくられて子供が見えない状態になりました。

 

甘えん坊で撫でられるの大好きな子なので、みんなにめちゃくちゃ撫でられ、声をかけられ、初めはびっくりしてたのですが、だんだん緊張がほぐれ、えへへーって顔になってしっぽフリフリ。

 

子供のことを忘れてみんなに甘えていました。

 

撫でられて喜ぶ犬

なでなでされてデヘヘ

そうしているうちに子供たちは遠くに走り去っており、今回は吠えないで過ごすことができました。

 

そして、子どもたちが去って、大丈夫となったら、さっきより更にパワーアップしたナデナデで「よくがんばったねー!偉い!」と褒めまくりました。

 

そのおかげか、すっかりリラックスして可愛いデヘヘ顔になったMIX犬ちゃん。

 

これは有効な手ですねーと、犬友さんたちで次こういうことがあったときもやりましょう笑となりました。

 

犬のしつけでは、吠えてしまう場合はその対象から注意をそらせることが大事と書いてありますが、今回はそれが有効に働いた形でした。

  

なにか怖がる対象があるワンコに、「吠える前に注意をそらして褒めまくり作戦」は有効だということを実感しました。

 

何より、その場にいる人たちで協力するというのは大事ですね~。

 

前回のてんすけが警戒心強いってお話のときに、「うちも元保護犬なんですが警戒心強いです」というメッセージをいただきました。

 

もしかしてビビリは元保護犬あるある…?なのかな?

 

だとしたら克服することは難しいのかな〜(´ε`;)ウーン…

 

でもとりあえずこういうやり方が有効ということがわかったので、少しずつでも怖がりが克服出来るように、てんすけにも試そうと思います。

満面の笑顔の犬

そうだね!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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